第20章 参観
産院のかなり手前に停車したタクシーから
私は急いで降りると、、、
?
「お姉さん、お腹大きいのに慌てたら駄目だよ。」
水色の髪の毛で三つ編みが特徴的な
美しい女性が私に声をかけてくださいました。
なんだか何処かで...お逢いしたことがあるような...
ないような....
「(。・ω・。)あっ💦」
(確かにそうですね💦
私ってば...)
「ご忠告ありがとうございます💦
人と待ち合わせをしているので
焦っていました💦気をつけます💦」
私は一礼し、
早々に立ち去ろうとするけれど...
呼び止められてしまいました。
?
「ねえ、お姉さん。
たまに怖いもの観ちゃうは時ない?
わたし..霊能者だから気になってしまってねぇ。」
「(。・ω・。)?」
(怖い...もの?)
「どうでしょう...か...
あっ!そう言えば幽霊なら2回ほど(´∀`*)」
病院と誘導員さんの2回以外は、
無いので素直にそう伝える。
?
「は?なんだって?
しょっちゅう視ないのかい??
...なんだい聞いた話とだいぶ違うじゃないかい。
タネを植え付けるなら上等な畑ってのが常だろ?
無しだね...ノーマルは考えられないねぇ。
さては誤情報だったか...五条なだけに...ボソッ」
←後半はに聞こえない声
女性は首を傾げなら困っています。
?
「人違いってやつだね。
悪いね足を止めさせて。
急いでいるんだろ?気をつけて行きな。」
「え?」
そして水色の髪の毛の女性は、
なんだかガッカリしながら
私から離れていかれました。
(なんだったのかしら....(´⊙ω⊙`)?)
「......あっ!いっけない!!!
星野さん待たせてしまっているわ💦」
私は産婦人科に駆け込みました。