第11章 番人
病棟から1階のロビーに到着すると
入り口近くにラフな服装をした
明らかに誰か待ってます風の
男性が立っていました。
「(´・ω・`)」
(悟さんじゃないわ。
知らない人...)
よく見ればその人は、
鋭い眼光でロビー全体を
睨んでいるではありませんか。
「(;´д`)💦」
(もしかして腹貸し狩りの輩さん!?💦
だとしたらこの子を守らなきゃ!)
私は立ち止まらず
ロビーをスルーして、
病院の裏口へ向かいます。
(私だって気付かれてなかったら、
このまま逃げきれるわ💦)
幸いなことにロビーには沢山の入院されている
妊婦さん達やお見舞いの方などで賑やかです。
私は賑やかさに身を任せ裏口に向かいます。
(早く外に逃げなくちゃ💦)