第9章 不信
医院長
「五条さんこんちわ。
私はこの術式産婦人科の
医院長小林なるみです。
本日は当院に来院していただいて
ありがとうございますね。」
初老のこの女性が、
この産婦人科の1番偉い方のようです。
(医院長さん!?💦え?💦)
「い、いぇ(^^;」
小林
「病室はお気に召されませんでしたか?」
おしとやかな小林医院長の声が響きます。
それと同時に
看護師さん達がお部屋から出て行かれました。
「いえ💦違うんです💦
こんな高級な病室は、
ちょっと私には分相応ではないので
一般のお部屋に変えて欲しくて...」
小林
「...こちらのお部屋のお代金は
既に頂いておりますからね、
ご安心ください。」
「あの、私はお支払いしていません💦
何かの間違いでは...」
小林
「さんからは確かに頂戴して
頂いておりませんが、
他の方から頂きました。」
(他の方?
おかしい言い方ですね...
悟さんなら旦那さんって言われるはずなのに...
いったいどなたが💦)