第9章 不信
受付前でトラブル発生です。
受付
「もしかして保険証のお忘れですか?」
「あっ...いぇ...」
(悟さんが私の保険証をすり替えたのかしら?
仮にすり替えたとしたら、
五条なんてまるで私は悟さんの
奥さんみたい(・_・;いいのかな?
これは偽造なのでは?💦)
受付
「あの...」
「あっ、すみません💦お願いします(^^;;」
私は今日初めて存在を知った
新たな保険証を受付のお姉さんに渡しました。
受付
「確かにお預かり致しました。
えと、今日はどうされましたか?」
(窓口で来院の理由を伝えるんですね💦)
周りを見たら私のような10代の女性の
お一人様は見当たらず...
皆さんパートナーの方と一緒にいたり、
年上の方がおおかたで少し気が引けます。
「あの...」
受付
「はい。」
(言わなくちゃ...
私はもうお母さんかも知れないんだから...
ちゃんと言わなくちゃ。)
"ドキドキドキドキ❤️ドキドキ❤️"
"ドキドキドキドキドキドキ❤️❤️"
「せ...生理が遅れているので
調べて頂きたくて...」
(言えたー。゚(゚´Д`゚)゚。)
受付
「分かりました。
では問診票と体温計をお渡しいたしますから
そちらの椅子にお座りになって
記入してくださいね。」
「はっ、はい(*´ω`*)」
私は無事に受け付けを済ませ、
問診票と体温計を持って
近くの椅子に座って記入を始めます。
「( 。•̀_•́。)キリッ」
(赤ちゃんの為に初めてしてあげる作業ね!
ちゃんとしなくちゃ!)