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【スラムダンク】君に好きだと叫びたい

第33章 優しさ ※


______次の日

洋平は少し早く目が覚めた。
外はまだ薄暗い。

洋(……そうか、昨日…。朝起きてあなたが居るってやべぇな…。超幸せだ……)

洋平はあなたの寝顔を見ながら幸せそうに頭を撫でた。

あなた「ん…」

洋(やべっ!起こしちまったか…?)

あなた「……」スースー

洋「ふっ、かわいいな」ポンポン

そしてもう一度あなたを抱きしめ、眠りについた。

あなた「ん〜……」パチ

洋平が眠ってから暫くして、あなたが起きると洋平に抱きしめられていた。

あなた「そっか…昨日…」

するとゴソゴソっと音がする。

洋「んん〜…、……あなたおはよ」

目が合うと優しい表情で声をかけてくれた。

あなた「おはよ、ごめん起こしちゃった?」

洋「いや、大丈夫だ。今何時だ?」

あなた「まだ6:00前だよ、どうする?」

洋「ん〜そうか」

そういうと洋平はあなたを再度ぎゅーっと抱きしめる。
首元に鼻を寄せたり、ちゅっとキスをしたりする。

あなた「…朝の洋平は甘えんぼなの?」

洋「ん〜、…そうかもな」スリスリ

あなた「起きなくて大丈夫?」

洋「もうちょっと…」チュッ

あなた「んっ…」

洋「…やべぇこれ以上やると止まらなくなっちまう」

あなた「だっ、だめだよ!」

洋「…わかってる。でももう少しだけ、こうしてたい」

そう言ってぎゅっと優しく抱きしめられ、2人は少しの間抱き合っていた。

______

洋「じゃ、また学校でな!」ポンポン

あなた「うん!あとでね!」

学校があるため、早めにあなたの家を出た洋平。
あなたも学校の準備をする。

あなた「楓がつけたの…少し薄くなったけどまだ隠さなきゃ…大変だな……もう………ん?」

1つだけ、周りのキスマークよりも濃いものがあった。

あなた(洋平の…かな)

自分に2人からのキスマークがついていることに恥ずかしくなった。

あなた(洋平のはちゃんと見えないところだ…)

そんなさりげない気遣いのできる洋平の優しさに心が少しあたたかくなった。
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