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【スラムダンク】君に好きだと叫びたい

第33章 優しさ ※


______その日の部活終了後

部活も片付けも終わり、あなたは彩子と一緒に帰り支度を済ませる。

あなた「お疲れ様でした!」

彩「あらあなた、今日は早いのね!」

あなた「はい、ちょっと予定があって!」

彩「へぇ〜…男かしら?」ニヤニヤ

あなた「や、やだなあ彩子さん!!!何言ってるんデスカ!」

彩(……ほんと嘘がヘタ、かわい♡流川…はまだ練習してるから違いそうね…うーん)

あなた「そ、それでは!失礼します!」ペコッ

彩「はーい!お疲れ様!また明日ね!」

バタンッ

洋「よっ、お疲れ!」

あなた「わっ!!!びっくりした!洋平!ごめんね待たせちゃって…」

洋「全然待ってないぜ?それより、カバン。持つから貸しな!ほら行くぞ!」

あなた「えぇ、いいのに…!あっ、ありがとう…」

彩(ははぁ〜ん、水戸か!あなたには甘々ねぇ〜…ほんと、あなたも大変ね…大丈夫かしら…)

マネージャーの部室を出た瞬間だったため、彩子には声が聞こえていた。

洋「今日は無理言ってごめんな」

あなた「ううん、全然大丈夫だよ!」

それからは他愛のない話で盛り上がりながらあなたの家へと向かう。
その間ずっと、洋平はあなたのカバンを持ち、必ず車道側を歩くようにし、何度も疲れてないか大丈夫かと声をかけた。
それは家に着くまで続いた。

ガチャッ

あなた「ただいま〜!どうぞ、上がって!」

洋平は自分しか住んでない家に"ただいま"と言うあなたがかわいく思えた。

洋「おじゃまします」

あなた「お腹すいてる?すぐ作るから、待ってね!」

洋「手伝うよ」

洋平はあなたのサポートを完璧にこなしながら、料理が出来るのを待つ。もちろんあなたのエプロン料理姿を目に焼き付けながら。
だんだんといい匂いが漂い、ものの20分くらいでパスタは完成した。

洋「ほんと、手際いいな」

あなた「慣れたらこんなもんだよ!パスタなんて茹でるの面倒だからレンジだし!」

料理できますアピールをするでもなく、手を抜いている!と笑うあなたに洋平はまた惹かれる。
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