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【スラムダンク】君に好きだと叫びたい

第32章 体育館


だがいつまで経っても、唇にその感覚はこない。
ゆっくりと目を開けると、いつもの優しい顔の洋平と目があった。

洋「…ふっ、期待しすぎ」

頭をくしゃっと撫でる。

あなた「っっ!!もー!洋平のばかばか!」

洋「ハハッ、かわいくてつい苛めたくなるんだよあなたは」

あなた「ひどい!!すごい恥ずかしいんですけどっっ…んん」

洋平はあなたの口を唇で塞ぐ。

あなた「…もう!」

洋「言っただろ?かわいくてつい、な。」

そう言うと同時にまた重なる唇。
今度は深く深く、あなたの口内を洋平の舌が蹂躙する。

あなた「んんっぅ…っはぁ…ぅっん……ん」

洋「っは…」

洋平はあなたを堪能すると、口を離す。

洋「ここ最近試合会場で妬いてたんだ、オレたちは会場じゃそんなにあなたと会えねぇし話せねぇからな…」

あなた「はぁっ…もう…」

洋「悪かったよ、1回あなたを知っちまったら抑えが効かなくてな」

あなた「なにそれ、ふふっ」

洋「そろそろ行くか」

あなた「うん!そうだね!手伝ってくれてありがとう!」

2人は体育館を後にする。

洋「…あのさ」

あなた「ん?」

洋「今日…その…あなたの家に行ってもいいか?」

あなた「もちろんいいよ!夜ご飯一緒に食べる?」

洋「あなたがよければな」

あなた「1人寂しいもん!何食べたい?」

洋「んー、そうだな。久しぶりにパスタ食べたいかな」

あなた「ちゃんとリクエストしてくれてありがとう!なんでもいいって言われたらどうしようかと思っちゃった!!パスタ、承りました!!」

洋「ありがとな、楽しみにしてるな!」

あなた「うん!私も!…あ!みて、なんか人集りできてるよ!花道かな??いこ!」

洋「っと!わかったからそんな引っ張んなって!」

グイグイと引っ張っていくあなた。
洋平は、やれやれと言いながらも嬉しかった。

そして人集りまで行くと、バスケ部が揃って激励されていた。

「ガンバレよバスケ部!」「いけるぜ今年は!」
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