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【スラムダンク】君に好きだと叫びたい

第30章 控え室~帰路


あなた「そういう訳では…ないんですけど…」

宮「けど?」

あなた「いや…あの…私…」

宮「嫌なら…いい……」

宮城は子犬みたいにしょぼんとした。

あなた「…っ、そんな顔されたら断れないじゃないですか…」

宮「いいのか!?」

あなた「逆にいいんですか?」

宮「いいどころじゃない!」

あなた「えっと…」

あなたはまだ寝ている4人が気になっていた。

宮「……大丈夫だ、オレで見えない」

あなた「……っ」

宮城は目を閉じた。
あなたは宮城の肩に手を置き、少しずつ顔を近づける。

ちゅっ

宮「!!!!」

宮城が目を開けると顔を真っ赤にしたあなたが居た。

あなた「ご、ご褒美になりましたかね…?」

宮「あぁ…!でももう少し、貰おうかな」

あなた「えっ……んっっ」

宮城は今度は自分からあなたにキスをした。
びっくりしたあなたは目をぱちぱちしている。

宮「ごちそーさま」ポンポン

あなた「っっっ………」

その時、ゴソッと音がしたため、あなたはパッと宮城から離れる。

三「ふぁああ」

あなた「み、三井先輩おはようございます!」

三「ん?あなたか、はよ」ゴシゴシ
三(目覚めてあなたがいるの悪くねーな)

三井は冴えきらない頭でそんなことを思った。
そんな時木暮が入ってきた。

木「お、三井と宮城起きてたのか。残りの3人起こすぞ。赤木が起きないの珍しいな…」

木暮は赤木を起こし、宮城は花道を、あなたは流川を起こす。

あなた「楓!そろそろ起きて…!」

流「………」ボーーッ

あなた「起きた?」

流「……」グイッ

あなた「わっ!」

流川はあなたを抱き枕のように抱きしめ、再び眠りについた。

流「………」スースー
流(あなたの匂いがする…でもなんか違う…)

無意識にあなたの首元に鼻を寄せる。

あなた「っんっちょっと…!」

そんなあなたの姿を見た者たちは顔を赤くする。

赤「っっコラァ流川!いい加減起きんかぁ!!!」

そんな赤木の一言で流川は起きた。

流「……」ゴシゴシ
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