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【スラムダンク】君に好きだと叫びたい

第29章 5回戦


あなた「頑張ってください!」

「「「「おう!」」」」

彩(へぇ…赤木先輩も隠さなくなってきたわね)
晴(お兄ちゃんがあんなことするなんて…!)

流「あなた」

あなた「ん?」

流「行ってくる」ポンポン

あなた「行ってらっしゃい!」

パチン!!

宮「……オレも、行ってくる」ポンポン

あなた「ふふ、行ってらっしゃい!期待してます!」

三「………」ポンポン

あなた「ふふっ、頼みますよ、先輩!いっぱいスリー決めてきてくださいね!」

三「あぁ!」

花「あなたさん…!お、おれも…い、行ってきます!」ポン

初めてあなたの頭を撫でる花道はガチガチになりながらも皆に続いた。

あなた「うん!花道のリバウンド期待してるね!」

湘北メンバーはまあいつものことなのであまり気にはとめていなかったが、周りから見れば異様であった。

「今のなんだ…?」「みんながあのかわいいマネージャーの頭撫でてったぞ…?」「1人ずつ激励されてた…!」「羨ましすぎる…!」「あぁやるとやる気が出るのか…」

色々な言葉が飛び交う中、あなたに恋してる者や男は羨ましくて仕方がなかった。

「うわ…」「ビッチ」「誑かしてる」「ないわ〜」

だが、あなたのことをよく知らない女はよく思わない人ばかりであった。

彩(周りの人間が強引なのもあるし…この子が優しいからそれを快く受け入れてあげてるだけなのに…)
彩子は女子から聞こえてくるあなたへの誹謗中傷にそう思った。
当の本人は聞こえてないのか、聞こえてないフリをしているのか、全く気にしてなさそうだが。

藤「この試合で逆にオレたちが勢いをつけようぜ。そして今年こそ…オレたちがNo.1だ」

その時桑田は、翔陽のベンチを見てふと疑問に思う。

桑田「翔陽の監督さんはあの人ですか?強豪の監督には見えないけど…」

木「いや、あの人はただの顧問の先生だ…バスケは素人だよ。監督はあいつだ。選手兼監督。藤間健司」

藤「さぁ気合い入れて行けよ!」

「「「おう!」」」

ピーーーーーッ

「始めます!」

そしてついに、戦いは始まる。
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