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【スラムダンク】君に好きだと叫びたい

第29章 5回戦


藤間「…名前は?」

あなた「あ、申し遅れました!湘北の苗字あなたです!」

藤間「あなた…か。俺は藤間健司だ、よろしくな」

あなた「はい、よろしくお願いしますね藤間さん!今日は敵ですけど!ふふっ」

藤間はあなたの媚びない笑顔と、明るい性格に惹かれていくのを感じた。

藤間(…今は試合に集中だ)
藤間「あぁ、またあとでな、試合終わったら慰めてやるよ。ふっ」

あなた「!!!こっちのセリフですーっ!!」

またも皆の知らぬ間にライバルを増やしたあなたは、藤間にぺこりと挨拶をして自分のチームへと戻って行った。
藤間はあなたの後ろ姿を暫く見つめると、今は試合のことだけ考えようと、チームに戻った。

______

この日は4つのシード校が登場するため、スタンドは客席で埋まっていた。
A.B.C.Dのそれぞれのブロックの1位4チームで決勝リーグが行われる。
激戦区の神奈川家からは最終的に1位と2位の2チームがインターハイへの切符を手にすることが出来る。
昨年、その切符を手にしたのは第1シードの海南大付属高校と、そして今から戦う第2シードの翔陽高校である。

「翔陽!!」「翔陽!!」「翔陽!」

会場は翔陽のベンチ入りできなかったたくさんの選手たちの応援で大盛り上がりだった。

______湘北控え室

赤「正念場だ!!今までの相手とは次元が違う…ん?」
花「目の下にクマが」
赤「おまえだろ」

三「翔陽ぐらいでオタオタするな」
木「おいどこ行くんだ三井!もう時間ないぞ」
三「便所だよ」
花「1番キンチョーしてるくせに!何度目だ!」はっはっ

流「…………」
流川は目を閉じている。

宮「…………」パッ…パッ…
宮城はボールを両手で転がしている。

あなた(みんな緊張してる…)

「やっぱり今までとはちがうなみんな」「去年2位ってことは陵南より強いってことだからな…」「勝てるのかな……」

安西「それじゃあ行きますか」

「「「「はい!!」」」」
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