第28章 4回戦
(すいません色々端折ります)
そして迎えた4回戦、古豪・津久武と対戦。
序盤、津久武の3Pがよく決まりリードを許すものの、湘北得意の速い展開に持ち込むと、津久武はついてこれず、ミスを連発。
そこで湘北は一気にたたみかけ、111対79で4回戦突破!
決勝リーグ進出をかけ、翔陽高校と対戦することとなった。
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あなたは昨日、流川に初めて体を許し、夜眠れなかったため、朝はなかなか起きれなかった。
さらには、胸元や鎖骨に散りばめられた流川のシルシを隠すのに手間取り、
いつも試合の時結んでいる髪の毛を、この日はおろしていた。
試合が終わり、選手たちは控え室で着替えをする。
今日は片付けがそんなになかったため、マネージャーは選手を待っていた。
あなた「あっつ〜…彩子さん、髪の毛結んできてもいいですか?」
彩「えぇいいわよ!」
あなたはお手洗いで髪の毛を結ぶ。
あなた「よしっ!ちゃんと隠れてるし、おっけー!ふぅ〜やっぱり髪の毛あるのとないのじゃ違うな〜!!涼しい!!」
るんるんで彩子の元へと戻り、たわいもない話をしながら選手を待つ。
暫くすると選手たちが戻ってくる。
流「!」
赤「よし、今日もお疲れだった。次は翔陽戦だ!お前ら気を抜くなよ!解散!」
「「「「はい!」」」」
流川はあなたの後ろにまわると、自分でつけたシルシを見ながら話しかける。
流「…髪結んだのか」
流(自分じゃ後ろは見えねぇもんな)
あなた「あ、楓お疲れ様!うん、朝時間なくて結べなかったんだけど、さっきはちょっと時間あったから…変かな?いつもとちょっと違うんだけど…」
流「いや………すげぇいい」
流川の"すげぇいい"は髪型に対してではなかったが、あなたは嬉しそうにしていた。
そして宮城は、あなたと流川が仲良く話しているのを見ていた。
宮(くそ…オレだって話したいのに…)
そしてあなたが顔の向きを変え、うなじが宮城の目に入る。
宮「!!???!?」
そこには、誰かにつけられたであろうたくさんの赤いシルシが目立っていた。
宮(まさか…流川と付き合ってんのか…?独占欲のかたまりじゃねーかアイツ……あなたがかわいそうだ…)