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【スラムダンク】君に好きだと叫びたい

第27章 初めて ※


あなた「ごめんなさい…」

流「なんで謝る?」

あなた「楓のこと…利用するみたいにしちゃって…。楓の気持ち知ってて…私……最低だ…」

流「謝るな、あなたは悪くねぇ。それにオレは最低だなんて思わねぇ」

あなた「でもっ……」

流「むしろオレが強引にしたんだ、謝んならオレのほうだ」

あなた「ちがっ…!」

流「違わねぇ」

あなた「楓……」

流「もう謝るな、あと自分のこと最低だとか思うな。オレは求められて嬉しかった」

ぎゅう

流「もう…絶対危ない目にはあわせねぇ…守ってやれなくて悪かった」

あなた「そんなっ…楓が謝ることないじゃん…」

あなたは流川の優しさに涙が溢れた。
そして抱きしめる力を強めた。

流「…じゃあ、帰るな。また」

あなた「ん…」

ちゅっ

もうお決まりと言っていいまたねのキスはなんの違和感もなく、2人とも自然に口を合わせた。

パタン

______

そしてあなたはお風呂にはいり、鏡を見る。

あなた「っっ!?!?」

自分の首元や鎖骨には無数のキスマークが散りばめられていた。

あなた(目立ちすぎる…全部隠せるかな…)

あの笑いはこれのことか…と今になって理解した。
だが、嫌な気は起きず、まったくもう…と嬉しながら呆れるあなたであった。

______

お互いへの気持ちがさらに深まった流川とあなた。
だが、あなたのことが好きな人達からのスキンシップや、あなたのことを好きになる人はまだまだこれからも日に日に増していく。
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