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【スラムダンク】君に好きだと叫びたい

第26章 3回戦


控え室に戻ると、全員が一斉にこっちを見る。

「「「「!?」」」」

花「ミッチー!あなたさん!」
流「………」
流(あなたのやつ…泣いたな)

赤「ったく、試合前といい、2人してどこ行ってたんだ!」
木「心配してたんだぞ」

三「わりぃ、オレの責任だ」
あなた「すみません…」

赤「まぁ、間に合ってくれてよかったよ」ポンポン

赤木は優しくあなたの頭を撫でた。

控え室では部員たちはユニフォームを着替えるため、マネージャーは出ていく。

「「「「……」」」」

しーんとなった控え室内では三井に視線が集まる。

三「……わかったよ」
花「…………」

それから三井は今朝あったことを話し始める。

流「!!!!」

あなたが竜に無理矢理キスをされたことを聞いた流川は苛立ちから衝動的に三井の胸ぐらを掴みあげる。

三「流川…オレを殴ってくれ……あなたのやつ、オレを責めるどころか…手を出さないでくれてありがとう、花道を止めてくれてありがとうなんて言いやがるんだ……これは喧嘩じゃねぇ、殴ってくれ…」

花「!!」
花(あなたさんがそんなことを…)

それを聞いた流川は手を離す。

三「なぜだ…!?」

流「あなたがそれを望んでねーから」

三「…………っく」

「「「「………」」」」

控え室には三井のすすり泣く声が静かに響いた。
そして三井も落ち着き、全員が着替え終わる。

赤「さっき聞いたことは全員胸の内にとどめとけ、あなたには普通に接しろよお前ら」

「「「「はい」」」」

こうして、試合会場を後にしそれぞれ帰宅する。
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