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【スラムダンク】君に好きだと叫びたい

第26章 3回戦


泣き疲れたあなたは、少し落ち着きを取り戻した。

あなた「三井先輩っ…ありがと…ございました…。ごめんなさい、ユニフォームが…」

三「こんなもんどってことねぇ…落ち着いたか…?」

あなた「はい…ありがとうございました…。お見苦しところを…」

三「そんなことねぇよ。本当に…悪かっ…」

あなた「もう謝るの禁止です!」

三「だが…」

あなた「あの時、手を出さないでくれてありがとうございます。花道のことも止めてくれて、ありがとうございました。私が1番嫌なことは、みんながバスケが出来なくなることです。だから…」

三「!!!」

三井はその言葉を聞くと衝動的にあなたを強く抱き締めた。

ぎゅぅうう

あなた「先輩!?もう大丈夫ですからっ…」

三「好きだ」

あなた「へ?」

三「あなたが好きだ。オレなんかが好きになっちゃいけねぇのはわかってる…だがもう止められねぇんだ…。気持ちに応えてくれとは言わねぇ…ただ、好きでいさせてくんねぇか…?」

あなた「………」

三「ダメか…?」

無言のあなたに三井は不安になりながらも、抱きしめていた手を緩め、顔を見る。

三「!!」

そこには最近頭を撫でられてもなんの反応もしない顔を、今は真っ赤にしたあなたがいた。

あなた「えっと…ありがとう…ございます」

三「今まで通り…は難しいかもしれねぇから…あなたの思うように接してくれ…オレからはもう話しかけたりしねぇから…」

あなた「わかりました」

三「あぁ、じゃあ戻るとす…」

ぎゅむ

三「……いへぇ」

あなたは前回三井が謝ってきた時と同じように三井の頬をつまんだ。

あなた「ふふ、何言ってるんですか。話しかけたりしないとか…そんな寂しいこと言わないでくださいよ」

三「!いいのか…?」

あなた「シュート、教えてくれる約束もありますし?」

三「あぁ……」

三井はあなたに拒絶されないどころか、約束を果たすよう言ってくれたことが嬉しく涙が込み上げてきた。

あなた「ちょっ!?泣かないでください!」

三「あぁ…っっぐすっ」

あなた「ちょっ…先輩!?」

三井が落ち着いたあと、2人戻った。
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