第24章 2回戦

赤「さあ気合い入れろよ！一気にいくぞ！」

「はじまるぞ！」「あの赤い髪はスタメンじゃないのか！」「脳天ダンク男だからな！」「…それにしても2回戦にしちゃ客が多いな…」

するとコートの隅にある男2人が腰掛ける。

どかっ

「おお！？あれは海南じゃねぇか！？」「海南の神だ！」

信「アーンド、No.1ルーキー清田信長！」

花「No.1ルーキーだと？」
流(………)

あなた「！！神さーん！信長くーん！」ブンブン

「「「「！？！？」」」」

花(あなたさんがあの生意気な奴と知り合いだと…？)
流(はぁ……いつ海南の奴らと知り合いになったんだよ…)
宮(顔広すぎだろ…)
三(どんな人脈してんだ…？)

神「！」ﾆｺｯ
神(かわいいな…)

神は笑顔で手を振り返す。

信「あなたさぁ〜ん！♡今日もかわいいっす！」ブンブン

あなた「へっ！？あ、ありがとう…」

あなたは信長の言葉に顔を赤くする。

花＆流＆宮＆三(………)ｲﾗｯ

彩「あんた海南の人達とも知り合いなの？」

あなた「あ、はい！あの2人は昨日知り合ったばっかですけど！」

彩「そうなのね…」
彩(全くこの子ったら…相変わらず天然たらしね…ま、そこがかわいいんだけど！)

そして試合は始まり、湘北はその強さを見せつけた。

「つ、強えぇ！」「湘北強え！」「こりゃ本物だ！」

角野選手(早く終わってくれ…)(もう嫌だ…)

ビーーーッ

「時間だ！」「よーし、2回戦も突破だ！」

そのスコア、160対24。
もちろん、この日も花道は5ファウルで退場していた。

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そして遅れて試合を見に来ていた魚住は、ある男を発見した。

魚「…！あれは…」

魚「わざわざ見に来たかいがあったか…花形」

花形「まあな魚住、だが相手が弱すぎる。翔陽なら200点取ってるぜ」

魚「………そうかもな」