第24章 2回戦
第2回戦の日。
湘北は会場に到着した。
ズンズンズン
ザワザワ……
「おぉ…」「…!!」「湘北だ…!」
「で、でけぇ…赤木って近くで見るとほんとでけぇな!」「ゴツいし…!」
「あっ!流川くんよっ!♡」「は〜かっこいい!」
「あいつだ!あの赤い髪!」「相手の頭にダンクかましたんだって!」
「湘北ってなんかおっかそーな奴ばっかだな…」
あなた「三浦台戦でみんな有名人になっちゃいましたね!」
彩「そうねぇ〜!今日も楽しみね!」
マネージャー2人はニコニコと話しながら歩いていた。
「お、おいみろよマネージャー…!」「なんだめちゃくちゃかわいいぞ…!!」「おれ一目惚れしちまったかも…」「お、おれあとで話しかけてみようかな…」
湘北メンバー「「「「!!」」」」ギロッ
「ひぃいい…」「こ、こぇえ…」「おっかねぇ…」
流「はぁ…」グイッ
あなた「わっ!」
流川は周りからあなたが見えにくくなるよう、自分の傍に引き寄せた。
流「……」
あなた「?????」
あなたは流川の心情がまったくわからなかったが、大人しく流川の傍を歩いた。
彩「ふふっ」ニヤニヤ
彩(あなたったら、ほんと鈍感ね…)やれやれ
花&宮&三(チッ、その手があったか!流川の野郎…)
流「……ふっ」
花&宮&三「!!」イラッ
彩(…あらあら、これはおもしろいわね)
そんな彼らを見てニヤニヤとする彩子であった。