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【スラムダンク】君に好きだと叫びたい

第22章 1回戦


そこから湘北は、どんどん点を重ねていった。
そして流川の活躍は、観客の度肝を抜いた。

「なんだあの11番は!?」「すげぇ!」「あいつまだ1年だってよ!」「嘘だろ!?」

あなた(凄い…楓……)

流川は2本連続ダンクを決めた。

「ウワサ以上だ…」「あ、あれが…」「冨ヶ丘中の…」

仙「派手なヤツだ…!」

牧「まるで去年の仙道を見ているようだ…だが…まだ甘い…」

そのまま試合は続けられ、後半残り5分を切った。
点差は湘北が100点の大台に乗り、ダブルスコアとなっていた。

______

その頃、海南大付属の神と信長は試合会場に向かっていた。

信「なんで湘北と三浦台の試合なんか見に行かなきゃなんねーんすかねぇ神さん。どっちもせいぜいベスト8ってとこじゃないすか〜?」

神「三浦台より湘北のほうが少し上だろうな、赤木にガードの宮城、それに流川が入った湘北は確かに要注意だと思うよ」
神(牧が会いたいって言うほどの湘北のマネージャーも気になるしな)

信「ふん…流川すか、気にくわねー!No.1ルーキーはこの清田信長すよ!流川じゃねぇ!!」

そして2人は試合会場に到着した。

神「さあどっちが勝ってるかな」

信「どっちにしろせせこましい試合をしてるにきまってますよ」

神「おお!?100vs47!?」

信「変なやつがいる…」

神「すげえな…」
神(あ、マネージャーマネージャー……っっ!!2人いるな…両方かわいいなおい…どっちだ……?)

そして村雨のシュートを流川が阻止、こぼれ球を宮城が拾い、花道へと渡った。
記念すべき公式戦デビュー、勝敗にはすでに関係はなかったが後半残り4分。渾身の力を込めたスラムダンクが

ドゴッッッ

村雨の脳天に炸裂した。

赤「またやった!!!!」

ピーーーーッ

「退場!」

花道は5ファールで退場となった。

信「かっかっかっか、おもしれー奴!」

湘北は114vs51で三浦台に圧勝し、2回戦進出を決める。
そして花道のデビュー戦。得点0、後半16分5ファールで退場。
しかし、この試合で花道の名は一気に知れ渡るのであった。
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