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【スラムダンク】君に好きだと叫びたい

第19章 謹慎 ※微


あなた「はぁっ………はぁはぁ…な今の…」

洋平はぎゅーっと強く抱きしめる。

洋「あなた、好きだ。」
洋(これ以上は手出せねぇ…)

なんとか自分の理性を手繰り寄せる。

あなた「よ、洋平…私……」

洋「上手にイケたな」ポンポン

あなた「!」カァアア

洋「…嫌じゃなかったか…?」

あなた「嫌じゃ…なかった…」

洋「っあー、よかった…」

あなた「恥ずかしかったけど…」

洋「何言ってんだ、かわいすぎてどうにかなるかと思ったぜオレは」

あなた「洋平も、なんだかかっこよく見えたよ。いつもかっこいいんだけど…なんか…いつもと違う感じ…」

洋「!!これでちっとは意識してくれるか?」

あなた「っい、意識しない方が無理…」

洋「…返事は急がねぇ。ほんとはイヤだけどあなたがオレじゃない人とキスとかしても、オレはあなたのことが変わらず好きだし、ずっと味方だ。また嫌なことがあったりしたらオレを利用してもらっても構わねぇ。でも今回みたいなことがもう起こらないように絶対に守る。これだけ、覚えててくれ」

あなた「優しすぎるよ…ありがとう…」

洋「ハハハッ、好きな女にはみんなこんなもんさ」

________

それから身なりを整え、洋平は帰るため玄関に向かう。

あなた「洋平、ありがとね、気をつけてね!」

洋「あぁ、しっかり寝るんだぞ」ポンポン

あなた「なにそれ、こどもじゃないんだからー!」

洋「かわいくてつい、な!」

あなた「…そういえばお財布は?」

洋「………あー、もう大丈夫だ」

あなた「…もしかして戻ってくるための口実?」

洋「心配だったんだから仕方ねぇだろ…他にいい案浮かばなくてよ…」

あなた「わざわざ…ありがとう……私、洋平の優しさに甘えすぎたかも…」

洋「好きな子に甘えられて嫌な男はいねーよ。じゃあ、またな」ポンポン

ちゅっ

バタン

あなたはまさかの不意打ちの口付けに呆気に取られた。
そして洋平の優しさに胸が苦しくなる。
今まで、あなたの心の中には流川と仙道の2人が中心だった。
そこに、今、短時間で潜り混んできたのが洋平である。
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