第19章 謹慎 ※微
"気持ちよかった"
洋「……オレはもう抑えられる気がしねえ、嫌だったらひっぱたいてくれ」
あなた「??ようへっ……ひっん…んっ……」
洋平は深いキスをしながらあなたのTシャツを少し上にたくし上げ、お腹を優しく撫でた。
あなた「ひゃっ……まっ……あぁっ…」
洋「嫌ならひっぱたいてくれ、頼む…はぁっ……オレはもう止まれそうにない…」
あなた「はずかしっ……はぁっ…あっ」
洋「どんだけかわいんだよ…オレはちゃんと忠告したからな…」
あなたの耳にふーっと息を吹きかけた。
あなた「っあ!…っ」
あなたは急に出た自分の普段と違う声に恥ずかしくなり、とっさに口を抑えた。
洋「耳弱いのか?息吹きかけただっつーのに…それに、もうあなたの甘くてかわいい声は聞いてんの、我慢する必要ないから声聞かせな」
あなたは涙目で洋平を見つめ、ふるふると首を横に振った。
洋「オレが聞きたい」
そう言うと洋平はあなたの手を頭の上で1つに纏め、片手で固定した。
あなた「洋平…これ恥ずかしいよ…」
洋「かわいいよ」
洋平は再度、耳に口を寄せ息を吹きかける。
あなたの甘い声を聞きながら、今度は舌を耳の中に入れたり、耳朶を甘噛みしたりしてみる。
あなたは自身の耳に響く水音と、くぐもって聞こえる自分の声に息があがる。
あなた「んあっ……んんっ……っ…」
洋「あなた……」
耳元で響く、いつもより低い声の洋平にきゅんとした。
あなた(気持ちいい…ふわふわする…きす…したい)
洋平は耳から口を離し、固定した手も離して再度あなたの顔を見る。
するとそこには、頬を紅潮させ、目は潤み、肩で息するあなたの姿があった。
洋(やっべ……えろすぎ…かわいい…)
あなたが目を開けて洋平を見ると、いつも優しく微笑んでいる洋平が、興奮しているせいなのか物凄く男らしく、かっこよく見えた。
あなた「っは……ようへ…」
そう言ってあなたは自ら洋平を引き寄せ口付ける。
洋「っっ!!!!!」
あなた「んっ…」
洋「好きだ…はぁっ…あなたっ…」
洋平はその行動にぎゅっと心臓が掴まれた。