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【スラムダンク】君に好きだと叫びたい

第18章 三井という男


そういうと堀田は宮城の髪の毛を握り、顔面を三井に差し出すようにした。
三井は宮城の顔面目掛けて頭突きをし、さらに拳もくらわせた。

花「おい!てめー女男!」

宮「よせ!花道!」

三「フッフッフ、そーだよな宮城。自分のせーで出場停止とかくらっちゃあイヤだもんな宮城」

「しゅ…出場停止…?」「リョータ…」

三「体育館でバスケ部が暴力事件、バレりゃあ公式戦出場停止…ヘタすりゃ廃部ってこともあるよな」

((((廃部……))))

あなた(そんな……)

三「折れねーなお前の歯、あーー手がいてぇ」

鉄「三井」

宮「!!!」ギョッ

鉄男はモップを持ってきた。
三井はモップの柄の部分で殴ろうと構えるが、鉄男に反対だと言われ、金属の部分で殴るよう構える。

三「なるほど」

あなた「や……やめ…」
彩「や……」

ビュッッッッ

「やめろぉおお!!」

バシッッッ
グッッ

花道はモップを、流川は宮城を掴んでいた手を、それぞれ掴んだ。

花「たいがいにせいコラ!」

三「なんだ…バレてもいいのかお前ら、廃部だぞ」

花「うるせー、そんなもん…ゴマかす!」
流「モミ消す!」

バキッッッ

そう言うと花道はモップをへし折った。

三「ハッハッハ、もう覚悟は決まったみてーだなてめーら!今日がバスケ部最後の日だ!」

花「うるせー!ゴマかすつってんだろ女男!それよりまずその汚ねークツを脱ぎやがれ!!!」

そして流川はたばこが押付けられたボールを三井に差し出した。

流「ふけ」

三「フッ」

三井は鼻で笑うと、ボールに唾を飛ばした。

花「ブッ殺……」
流「!!」

ガシッッ

花「ぬ!?」
流「!?」

彩「やっちゃん…あなた…」

安田は花道に、あなたは流川に、止めるよう後ろから抱きついた。

花「なんだヤス!放せ!!!」

あなた「花道…だめ……」

花「あなたさん……」

そして安田は三井の前まで行き、帰ってくださいと頼んだ。

安田「お願いです、帰ってください。お願いします」
あなた「わ…わたしからも…お願いします」

三「おまえ、見かけによらず勇気あるな…でもバカだな!」

ガッッッ

三井は安田を殴り飛ばした。

三「おまえもな…」

その後あなたの顎をすくい上げ見つめた。
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