第17章 宮城という男

宮「どっちからやる？」

あなた「じゃあリョータ先輩がオフェンスで！」

宮「オッケー」

ダム ダム

あなた「ふーーーーっ」

宮「！！」
「「「「！！！」」」」

バスケのスイッチが入ったあなたはいつもとは別人のようだった。

宮(あなた…こいつバスケ上手いな…)

ダムッッッ キュッ
ダムダムッッ
バスッ

何度か宮城を止めたあなただったが、結局シュートは決められてしまった。
湘北のメンバーはあなたの華麗な動きに見入っていた。

あなた「うー！くやしー！！！やっぱリョータ先輩上手ですね！なによりはやい！！！」

宮「ハッハッハ、ありがとよ」

あなた「じゃあ次私オフェンスしてもいいですか！？」

宮「おう、本気でこいよ」

あなた「もちろんです！！私オフェンス大好きなので！」ﾆﾔ

ダムッッッ

宮「！！！」

あなたは宮城のようにはやく、あっという間に宮城を抜き去った。
…が、宮城も負けじと追いついた。

シュッッ

宮「くっ……」

あなたが打ったボールを宮城は手を伸ばしなんとか掠った。

ガッッッ
ゴロゴロ
スッ……

あなた「落ちたあ〜！！！くやしーー！！！！」

宮「あなた……そんだけバスケ上手かったらなんで自分でやらないんだ？」

あなた「私、みんなを支える方が好きなんです。自分でやるのももちろん好きですけどね！だからたまに楓に相手してもらったり…」

「流川に！？」「あいつと勝負できんのか！？」「やべーな」

あなた「私もPGだったので同じポジションの人と勝負したかったんです！！！ありがとうございました！」

宮「なぜ俺がPGってわかる？背が低いからか？」

あなた「え？だってあんなドリブルうまくてドライブもめっちゃ鋭いじゃないですか！あれでPGじゃない方が変ですって！」

宮「！！！！」ｽﾞｯｷｭｰｰﾝ

あなた「でも悔しいのでまた相手してください！！」

宮「っも、もちろん、次も俺が勝つけどな！」

あなた「次こそは勝ちます〜！！」

宮「無理だな！！ハッハッハ！！」

あなた「むぅーー！！」

バタバタ