第16章 嫉妬
彩「ここ、マーキングされてるわよ。流川かしら?」
彩子はあなたの首筋をトントンと触りながら耳元で言った。
あなた「マーキング……?」
あなた「………!!!!!!!!!!」ブワァアアア
彩「はぁ…絆創膏貼ってあげるわ…こっちきなさい」
あなた「ごごごごめんなさい…目立ちます…?」
彩「ええ、かなり!!」
あなた「………」ギロッ
あなたは流川を睨んだが、流川は知らんぷりしてシュート練習をしている。
流(チッ、バレたか)
と流川は内心思っていた。
彩「はい、これで一応見えないわ!」
あなた「恥ずかしすぎる…」
彩「結構目立つのに気付かなかったのね」
あなた「いやなんか昨日はそんな余裕なくて…」
彩「ふぅ〜ん」ニヤニヤ
あなた「や…やめてくださいよぉ…」
彩「ま、そんな気はしてたわ!とりあえず今日も頑張りましょ!」
あなた「はい…」
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花「あなたさん、首のとこどーしたんすか?バンソウコーなんか貼って…大丈夫すか?」
あなた「む、虫に刺されて……」
彩「そーそーー!かなーーりでっかい虫にね!」ジロリ
流「………」ぷい
花「そうなんすか!?気を付けてくださいね!!」
あなた「花道優しい…」ジーン
流(チッ…)
こうして流川のマーキングは彩子にだけ知られる形となった。
______
彩「流川…あんた結構やるわね!もっと奥手なのかと思ってたわ!」
流「…うす」
彩「あの子色々鈍いから…頑張りなさいよ!私は応援してるわ!ライバル相当多いから大変でしょうけど」
流「あざす」