第16章 嫉妬
_______湘北高校
そしてみんな湘北高校に戻った。
赤「みんな今日はお疲れだった、また明日からしっかり練習するぞ!それじゃ、解散!」
「「「「おう!」」」」
あなた「じゃ、彩子さんまた明日〜!みなさんもお疲れ様でした!」
彩「はいはーい!あなた、無事でね!」
あなた「無事…??はーい!」
流「いくぞ」グイッ
あなた「…っうん!今日はどこに行きたいの?」
流「………」
あなた「楓?」
流「………」
あなた「…な、なんか怒ってる…?えっと…とりあえずうちでゆっくりしながらお話する?」
流「…そうする」
あなた「じゃあそうしよー!」
それからあまり会話がないまま2人はあなたの家に向かった。
_______あなたの家
家に入ると、あなた以外の生活感が全くなかった。
流「おじさんとおばさんは?」
あなた「今2人とも仕事で海外にいるから今実質一人暮らしなんだ〜…高校はずっと一人暮らしが続くかな…」
流「そうか…寂しいか?」
あなた「うーん、もちろん寂しい時はあるよ。夜ご飯1人で食べる時とか…でも学校と部活が楽しいからいいんだ〜!」
流「あなたが寂しい時はいつでも駆けつけてやる。すぐにオレに連絡しろ」
あなた「楓は優しいね、ありがとう。…今日ご飯食べてく?」
流「たべる」
あなた「ふふっ、嬉しい!!じゃあ今日は何作ろうかな〜」
あなたは鼻歌を歌いながらキッチンに行った。
あなた「楓、何飲む〜?」
流「お茶、頼む」
あなた「お茶でいいの?わかった!私は紅茶にしようかな〜」
キッチンからあなたの鼻歌がまだきこえてくる。
流(かわいい…オレのもんにしてぇ…あのセンドーのやろうなんかに取られてたまるか…)
あなた「はいどうぞ!」コトッ
2人でソファに座ってそれぞれ飲み物を飲む。
あなた「楓、今日行きたいとこあったんじゃないの?大丈夫?」
流「お前はなにもわかってねぇ……」
あなた「えっ…?」
流川は飲んでいたグラスをテーブルに起き、あなたの方を向く。
そしてあなたが持っているグラスを取り上げ同じくテーブルに置いた。