第15章 練習試合当日

ぶあっっ

花(置いてくる！！)

あなた「！！！」ﾊﾟｧｱｱ

ダンッ

花「………」

パラッ

得点板がめくられた。

「入った！！」「やったーーー！」「逆転だ！」「花道！！」
ワァアアア

花「ハッハッハ！やはり天才！！！」

赤「フッ、バカタレが」

誰もが花道のシュートを喜んでいた。

流「まだだ！！」

赤「！！」

そしてボールは仙道に渡った。

ダムダムッ

バッッ

最後、仙道のシュートを止めようと流川と赤木が止めにいった。

赤「うたせん」

ひょい

クルクル……スポッ

仙道は2人をかわし、残り数秒でシュートを決めた。
86-87、残りは2秒だった。

「「「わあああ！！！！」」」

赤「くっ…」

花「パース！パス！パス！」

彩「………」

残り1秒。

あなた「……」

ピピピーーーーッ

審判「タイムアップ！」

陵南「おっしゃー！」「勝ったあ！！」

仙「ふぅーーっ」

田「やれやれ、胃が痛くなったわい」

花道は終わったことが信じられず、負けたことが悔しすぎて、なかなか整列できなかった。
履いていた体育館シューズもボロボロで脱げてしまった。

赤「お前はよくやった…整列だ、桜木」

_____そして片付け後_____

赤「ありがとうございました、田岡先生」
田「たった1年で見違えるようなチームになったな、強くなった。インターハイ予選で会おう」

魚「インターハイ予選ではオレが勝つ、おぼえとけよ」ｽｯ
赤「生意気な…」ｶﾞｼｯ

仙「おう…」ｽｯ

流「………」ｽﾀｽﾀ

パシッ

流「あなたにちょっかいだしてんじゃねえ」

仙「なぜ？」

流「あいつはオレがもらう」

仙「フッ…お互い頑張ろうぜ」

流「いつ知り合ったんだ」

仙「秘密、かな。でも、会ったその日に好きになっちまったよ」

流「……チッ」ｽﾀｽﾀ

仙「桜木」

花「ぬ」

仙「オレを倒すつもりなら…死ぬほど練習してこい！」

______そのころあなた______

越「なあなあ」

あなた「ん？あ、越野さん、お疲れ様でした！」

越「俺の名前知ってんのか…？」

あなた「え？知ってますよ？なんでです？」

越「いや、相手のチームの名前なんてそんなすぐ覚えらんねーだろ…」