第16章 木ノ葉崩し
ヨルは炎に触れたまま木ノ葉の忍び達の脳内に働き掛けた
『木ノ葉の里の忍び達、六棟ヨルだ
現在中忍試験本選会場で、大蛇丸と3代目が交戦中。また数多くの敵が侵入し上忍筆頭に交戦している。更に木ノ葉東入口付近で大蛇が出現し、里内を荒らしている状況だ......
正直状況はあまり良くない。だが3代目が命を掛けて戦ってる以上私達もやるしかない......』
「火影様......」
「くっ!やるしかねえか!」
「うん」
ヨルの言葉に忍び達は、それぞれ決意する
『まず暗部の、い班はそのまま結界の外で3代目の様子見だ。ろ班は大名達の安全を確保次第、西入り口へ参戦。は班は北入り口、に班は南入り口、ほ班は東入り口へ大蛇を止めろ。上忍は最低ツーマンセルを組み近くの敵を排除。中忍、下忍はスリーマンセルで行動し子供や非戦闘民を安全な場所へ避難だ。......いいか?絶対に無茶はするな...
安全を確保次第に、指示があるまで待機だ。医療班も班編成を組み、怪我人の手当てに当たれ......
......後.........!!」
ヨルは皆に指示を出していると、2人の背後から強い殺気を感じた
毒遁 毒突き!
2人の中を割く様に毒の攻撃。咄嗟にヨルと炎は二手に分かれる様に避けるもヨルは避けきれず少し髪が毒の餌食となってしまう。