第16章 木ノ葉崩し
飛雷神の術!!
マーキングに飛んだヨルは、地面に刺さった三叉槍を抜きヒルゼンの方を見た
「......死ぬなよ」
「ヨル様ご無事で!」
暗部数名がヨルに近づき片膝を着く
「状況は?」
「別部隊からの情報によりますと、かなりの敵が里内に侵入しております!」
「また、木ノ葉東口付近に大蛇が出現し里内を荒らしています」
「分かった。お前達暗部は結界が破れしヒルゼンの援護にあたれ。それまで外で待機と、周囲の敵の排除」
「「御意」」
「ヨル様は?」
「ここからは私が指揮を取る...」
「「「!」」」
「では!我々も御一緒に!」
「いや...心配ない。......さっきから遠くの方で嫌な気配を感じる...」
「え?」
「兎に角...頼んだ」
そういうと、ヨルは三叉槍を握りしめ飛び出し、隣の屋根へ移動する。
其処は観客席の上...カカシ達が交戦している真上だ