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《降谷夢》bonheur {R15}

第74章 残像




また朝までヤる気満々な零くんに呆れていると

子供達が私を呼びに来て
もうすぐ食後にデザートが出てくる事を伝えられ
零くんとの電話は終了した。



みんなの元に戻ってからは
「安室さんとなに話してたの〜?」と聞かれたけど…



会話した事全て、言えるはずがない。




教えなかったことに対し、
探偵団の子供達は残念そうにしていたが


零くんと電話で話せたことで癒された私は
すっかり上機嫌でバーベキューでの食事を終えた。





この後は、食事中は席を外していた越智さんが車で迎えに来てくれて、私達の宿に送ってくれる予定。




元「コナン今頃なにしてんだろーな〜」

光「さぁ…。まぁでも、
小五郎のおじさんと一緒にいるはずですから
きっとその内帰って来ますよ。」

歩「戻って来たら、バーベキューで撮った写真
見せてあげようね!」

元「おう!!
それより、越智先生が迎えに来るまで
外で雪だるま作ろーぜ!?」

光「いいですね〜!」

哀「私はパス、体少し冷えたから。」

歩「歩美もちょっと休んでるね!」

光「美緒さんと蘭さんは?」

蘭「私も少し疲れたから中にいるね?」

『うーん…、私も中にいていいかな?
雪にはあんまり慣れてないから少し寒くて…』




雪だるま作りは楽しそうではあるけど
寒さに弱い女性陣プラス阿笠博士は休憩タイムを欲していて、断りを入れると、光彦くんと元太くんは2人で外へ出て行った。





阿「ははっ、男の子は元気じゃなぁ。」

『ですね。
じゃあ待ってる間、温かいお茶でも……、!!』

歩「??美緒お姉さん?どうしたの?」

『今……、なんか音がしなかった…?』





何度も聞いた事がある嫌な音…。


外から聞こえたような気がしていると、
先程外に出て行ったばかりの元太くんと光彦くんが
慌てた様子で入り口の扉を開けていた。







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