第5章 しみずくん
「あはは、すごい濡れてる…………。ぐちゅぐちゅって音聞こえる?」
「あっ、だめ、きもちくてっ、こわれちゃう!!」
ショーツもとられて、秘部に指を挿れられた。軽く掻き回されただけなのに、全身が気持ちよくてすぐにいってしまう。
「まだ壊れちゃだーめ。早織ちゃんはね、今からもっっと気持ちよくならなきゃいけないんだよ?」
呼び名が『早織ちゃん』に変わった。いつもと違うその呼び方にきゅんきゅんする。そっちの呼び方の方が好きかもしれない。
「またいっちゃう…………っぅ"!!!」
「上手にイケて偉いねえ」
ピンポイントで気持ちいいところばっかり弄られて、身体がずっとびくびくってずくんって、甘ったるくなる。なんでこんなに気持ちいいの。
「も、清水くんのほしい。ねえ、いれて?」
ただただ物足りない。指だけじゃ今の身体は満たされない。むしろ疼きは増すばかり。身体はどんどん熱を持つ。
「ずっと、おなかのおくが熱くて、へんなの」
「うんうん。そうだよね?僕にヤク漬けにされちゃったもんね」
「ヤク……漬け?」
いみわかんない。くすりってこと?なんて今は考える暇は無い。はやく、なかにいれてほしい。とにかく快楽を貪りたい。
「まあ、早織ちゃんは気にしなくていいよ」
「お"っ、ぅう♡きもちいのきたっ、」
一気にどちゅんって奥を突かれる。とにかくきもちいい。変な声ばっかり出ちゃって聞かれるのがすごく恥ずかしい。私は口を手で抑えた。
「かわいい声いっぱい聞かせてよ」
私は思いっきり首を振った。だって相手はクラスメイト。それがよりいっそう恥ずかしくて、はしたない姿を見られたくないの。