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【煉獄さん】嘘つきは百万の得【現代】

第5章 華




杏(これは…俺のではないな。りんさんが用意したのだろうか。)


そう思うのと同時に『上の下着はどうするのだろうか。』と思った。


「…あ、あの……、もう置きましたか…?」


りんはレジ袋に隠した脱ぎたての服や下着の事が気になってそう聞いた。

すると杏寿郎はハッとして我に返り、男性下着の上に着替えとバスタオルを置いた。


杏「ああ!置いた!!では失礼する!!」

「ありがとうございます。」

(なんだか妙な間があったな…。)


そう首を傾げたりんであったが、短い入浴を終えてバスタオルを取った際にその理由に気付いて赤面した。


(…………これを見ちゃったんだ……。)


なんとなく、女物の下着を見られるよりも恥ずかしい気がした。

そう思いながらもそれを履く以外の選択肢はなく、りんは男物の下着と服を身に着けたのだった。



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