• テキストサイズ

【鬼滅】敬愛と情愛【煉獄さん】

第53章 遊郭に巣食う鬼




――――――


杏寿郎達がそんな尊い時間を過ごしている一方で、炭治郎達は一週間の入院を言い渡されていた。


そして、その一週間が経ち、漸く杏寿郎の屋敷へ戻ろうとした時―――、


少女「きゃーっ」「いやーっ」


屋敷の入り口の方から女の子の悲鳴が聞こえてきた。

三人は顔を見合わせると駆け出す。


そして、天元と出会った。




天「じゃあお前らが代わりに来い。煉獄には『よくしてやってくれ』って言われたし許可もいらねぇだろ。」


そんな言葉に炭治郎は『それでアオイさんが助かるなら』と受けて立った。


炭「でも連絡は大事だ!俺の鴉を飛ばそう!」


そうして天元と継子三人組は鬼の住む遊郭へと向かったのだった。


―――


一方、一週間も二人切りで過ごせた杏寿郎達であったが、その日は気持ちを切り替えて継子達を迎えようとしていた。

それなのに、今度は天元に付いて厄介そうな任務へ行くと言う。


杏寿郎と菫は鴉からの報せを聞くと、顔を見合わせてなんとなく頬を染めたのだった。



/ 777ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp