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【鬼滅】敬愛と情愛【煉獄さん】

第45章 継子三人組




伊「離せギョロギョロ!!」

杏「うむ!良いぞ!!」


伊之助は杏寿郎に解放されると、縁側を目指してダッと走り出した。


杏「手は洗うんだぞ!!」

伊「知るかよ!!」


そんな伊之助を炭治郎が引き留めて嗜めた。


杏(…鍛錬以外にも教える事がありそうだな!!)



―――


杏「菫さんの食事は久し振りだな!!とても楽しみだ!!!」

「お芋をたくさん入れておきました。」


菫が柔らかく微笑むと杏寿郎もパッと顔色を明るくさせる。

三人もそれぞれの席に着き、なんとか炭治郎が伊之助を押さえている内に杏寿郎が箸を付けた。

それを合図に善逸も箸を持ち、炭治郎も伊之助を解放した。



「……………。」

杏「……よもや。」



育ちの良い二人は伊之助が素手で食事をする様を見て唖然としてしまった。


杏寿郎は病室で一緒になった事があるが、その時は菫と話す事ばかり考えていた為に見ていなかったのだ。


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