• テキストサイズ

【鬼滅】敬愛と情愛【煉獄さん】

第44章 青い彼岸花




杏「そうか!では三人共、俺が退院でき次第俺の屋敷に来ると良い!!」


杏寿郎は皆の意見を聞いた後にそう言い放ち、炭治郎に屋敷の住所を書いた紙を渡した。


善「俺継子になるなんて言っ、」
伊「おい!ギョロギョロ目、」


文句を言おうとした二人は同時に固まった。

杏寿郎の隣で菫が恐ろしい顔をしながら睨んでいたからだ。


杏「何か言っただろうか!」


その朗らかな声に二人は首を勢い良く横に振った。


炭(菫さんすごい…。あの二人を大人しくさせるなんて。)


どこかズレている炭治郎はにこりと微笑んだ。



―――


そうして、名古屋、継子の話が纏まってから約一週間が経った。

菫と杏寿郎はその間二人切りの部屋で過ごし、菫の敬語が崩れる場面も増えた。



――そしてついに、外出の許可が下りた。




/ 777ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp