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【鬼滅】敬愛と情愛【煉獄さん】

第43章 対話




し「確かに静かに大人しくしているようにと言いましたが、それは体を横にしてってことです。当たり前ですが。」


「はい。」

杏「すまない!」


しのぶは怒りながらも微笑んでいたが、空気をリセット出来た二人が余りにも清々しい顔をしていたのでビキッと青筋を立てた。


し「良いのはお返事だけ、なんて事にならないで下さいね。これから夜が来ます。この様に構っていられないので本当に頼みますよ。」


「承知致しました。」

杏「任せてくれ!!」


しのぶは返事を確認すると深く息を吐き、取り上げた菫の道具や生薬を手に病室を出た。


し(菫さんの事だから悪い事だと分かった上でやったのでしょう。とすると、恐らく誰かに道具を持って来させた訳じゃない。道具を持ち出せる時間の情報を得たか、作業部屋を無人に出来るよう誰かを操ったか…。)


そう思うと心当たりのある人物に『菫さんには注意するように。』と言って回ったのだった。



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