第31章 二度目の告白
杏寿郎から『甘露寺は俺よりも食べる!』と伝えられた菫は、気合いを入れながら配膳した。
蜜「わああーっ」
蜜璃は美味しそうな上に大量にある食事を見て花咲く笑顔を浮かべた。
菫は杏寿郎が予想した通り、蜜璃に優しい笑顔を向けていた。
「どんどん追加で作っていきますので遠慮なさらずにお召し上がり下さいませ。その方が私も嬉しいので、是非。」
蜜璃は温かいもて成しに心底嬉しそうな顔をした。
蜜「菫さん、本当にありがとうございます!」
杏「菫さん、いつもありがとう!では頂こう!!」
杏寿郎がそう言うと蜜璃も箸を取った。
杏「うまい!」
蜜「おいしい!」
杏「うまい!!」
蜜「おいしい!!」
二人の良い食べっぷりに菫はやり甲斐を感じながら働いた。