第2章 王子様の秘密
「あー、やっぱ澪ちゃんのふわふわまんこ最高だわ。くっそ気持ちい」
「まって、もう、あっ、!イッたから、〜!一回止まって、ほんとにおかしくなっぢゃう…………!!」
手はまだ縛られたまま。キツく縛られたネクタイは解けそうになくて、力の入らない身体では腕を無理やり動かすことも出来ない。
「俺さ、澪ちゃんのせいで性癖歪んじゃったわ」
ゆっくり、ぐーっと子宮口に届く所まで。嬲るように弱いところを確実に攻めてくる。そのせいでお腹は痛くなんかならなくて。むしろ甘ったるさだけが蓄積していく。すぐにイッちゃうからすごく苦しい。でも気持ちいい。クセになってしまいそう。
「やっぱさ澪ちゃんと俺、すっげえ相性いいよ。澪もいっぱいイッちゃってさ。普通こんなイけないよ?それともそういう素質があんのかなあ」
終わりが見えない行為。地獄?それとも極楽?私にはどちらの判断も出来ない。もう、分からなくなってきた。頭もぼーっとしてしまう。
「目逸らさないで。俺の目だけ見てて」
「あ……………なに、?」
その時、ガッと顎を掴まれて無理やり正面を向かされる。自然と目が合って私とは違って、狂気的な目をしてる。それが凄く怖かった。
瞬間、触れた唇。こんな時に深いキスをされて、頭が蕩けるのも無理は無い。また、蜜が溢れてしまう。ガクガク足が震える。こんなの、気持ちよすぎる。全部わかっててやってるんだ。本当に酷い。