第1章 生意気殺し屋と溺愛殺人鬼
ここずっと彼が家を出て言ってから自慰をするのが日課になっていた。
最近は指じゃ足りなくて、行為中に使ったことがある玩具を使ってる。
「碧、碧っ、んっぅ♡」
男性器に模した玩具をひたすら抜き差しする。行為中の動きを真似るみたいに。
「また、きちゃうっ♡おっきいのくるっ……♡」
大きく身体が反れた。方を上下に動かして、酸素を取り込んで息を整える。
その時だった。
「澪ちゃん…………?なに、してるの?」
「あ、ぇ………なん、で…………」
そこにはいるはずもない彼が立っていた。
もう、どう足掻いたって言い逃れできない。
「僕のこと、オカズにして………。おなにー気持ちよかった?」
「あ、……………ちがう、っ」
「何が?これ、使ってたんでしょ?」
もう何も言えなくなってしまう。こんなの、どうすればいいの?
「可愛い声、聞こえてたよ?イっちゃうって。碧くん好きって。ね、僕にも見せてよ。オナニーしてるとこ」