• テキストサイズ

愛執染着

第1章 生意気殺し屋と溺愛殺人鬼


「あ、触っちゃ……、っ!!」

軽くイっちゃった。おでこに手が触れた瞬間、私の身体は一気に熱くなる。

「え?今………」


「おでこ、くすぐったいから、…」

イった?

そう言われる前に、言葉をさえぎった。


「ほんとに、なんでもないから」


「ふーん……ならいいけど」



結局今日も手を出してこなかった。期待した私がバカだった。


期待すればするほど絶望は大きい。


本当は仕事(ころし)じゃなくて、他に女の子と会ってるんじゃないかと不安になる。


もう何考えてるかわかんないよ。


「……………好き、なの」

小さく呟いた。もう届いたって意味は無いかもしれないけど。


___また私のこと、好きって言ってよ。
/ 70ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp