第3章 開花
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マレウス視点
僕の腕の中で眠ってしまったの頭を優しく撫でれば、彼女をそのままベッドに寝かせ、ここからが本題というように僕は、リリアと並んでシルバーとセベクを見下ろす。
マ「いいな、お前たち」
シ・セ「「はい!」」
マ「は慎重に扱い、泣かすことは許さない」
リ「鳴かすのはいいぞ!」
マ「リリア」
リ「くふふ、そういうことじゃろう」
さっきまでの真面目な雰囲気は一転。リリアのふざけた物言いにこの場の緊張が少し解れた。
マ「を抱くのは、僕とリリア、それからシルバー」
セ「え、あの…お言葉ですが若様…僕は…」
リ「お主は童貞じゃろ?わし達もそこまで鬼じゃないぞ」
セ「な…!!」
図星を突かれたセベクは再び顔を真っ赤にして口をパクパクさせる。
シ「あと何人必要なんです?その開花させるには…」
リ「2人じゃな。最低5人と交わる必要がある」
シ「2人…心当たりはあるんですか?」
リ「…次第じゃな」
そう言って眠っているの頬を愛おしそうに撫でるリリア。
僕は4人を置いて、部屋を出れば、夜風に当たる為、外へ出た。
「せめて最初と最後は…僕がお前を…」
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