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【マギ/ジャーファル】冷たい胸に火が灯る

第3章 エピローグ


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「ジャーファルさん!なんで昨日いなかったんですか!俺迎えに行くって言ったじゃねぇっすか!」

日時計が昼の1時を指す頃、ジャーファルは白羊塔でシャルルカンに詰め寄られていた。繁忙期で溜まった仕事が終わったとはいえ、それはあくまで溜まった仕事、であって、普段の仕事は残っている。ジャーファルはまだ眠っている#NAME1#を部屋に残したまま白羊塔に来ていた。

「ってか、ジャーファルさんなんかテカテカしてる!!ツヤツヤしてる!!!」

「おや、そうですか?良く寝たからですかねぇ」

ジャーファルはシャルルカンの話を笑顔でのらりくらりと躱していたが、

「お、ジャーファルぅ、その様子だと上手くいったかぁ?」

なんともイヤなタイミングでシンドバッドが顔を出したものだ。普段自ら白羊塔に出向くことなどほとんど無いというのに、なぜ今このタイミングでここにいるのか。ジャーファルは眉間に皺を寄せてシンドバッドをムムム…と睨む。
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