第2章 冷たい胸に火が灯る
「違います、それは違いますジャーファル様。貴方は幸せにならなくてはならない。貴方が殺めた人たちの分も、貴方は幸せに生きる必要がある。それが、唯一の罪滅ぼしです。怖がらないで、私に手を伸ばしてください。私が絶対に、掴みますから」
#NAME1#はギュッとジャーファルを抱き寄せて、その頬にキスをする。ジャーファルは、目を丸くして一瞬固まるが、直ぐにフッと表情をゆるめた。
「ふふ、#NAME1#。やはりあなたを好きになって良かった。貴女が好きです#NAME1#。愛しています」
ジャーファルは#NAME1#の頭を撫でて口付けを落とす。「私もジャーファル様が好きです」と#NAME1#が告げると、#NAME1#の中にいるジャーファルの欲棒がドクッと脈打って、#NAME1#はひゃっと声を上げる。
「そろそろ、動いても良いですかね、結構生殺しなんで…」
ジャーファルが意味のわからないことを言うが、#NAME1#はコクコクと頷いて了承する。ジャーファルはクッ…と声をあげると、#NAME1#の中から自身をズルズル…と引き抜く。
「は、ぁぁあ…」
膣壁の擦られる感覚にたまらず#NAME1#が声を上げると、ジャーファルが完全に抜ける前に動きを止める。そして、またゆっくりとジュプププッ…と挿入した。