第2章 冷たい胸に火が灯る
「あぁぁっ、ジャーファルさまっ、やっ、ぁ…ぁぁぁぁっ!だめっ!でる!出ちゃっ…ぅぅ…!!んぁぁっ、!!」
ビクンッと大きく#NAME1#の腰が跳ね、イった瞬間、プシッと#NAME1#の股から水が吹き出た。それはジャーファルの顔にかかり、すんででジャーファルは片目を閉じてやり過ごす。
「ぁっ、…は…はっ、はっ、」
#NAME1#は軽く痙攣しながらジャーファルを見ると、ジャーファルは頭からポタポタと雫を垂らしながら指を舐めていた。それを見た#NAME1#はサッと血の気が引く。
「ジャーファル様…!申し訳ありません…!うっ、うぅ…最中に、漏らしてしまうだなんて…ごめ、なさ…!」
ガバッと起き上がり、行為前に自身が付けていた布でジャーファルの頭を拭きながら謝ろうとするも、情けなくて涙が溢れてくる。
引かれただろうか。愛想をつかされただろうか。
「#NAME1#、気持ちよかった?」
しかし、ジャーファルはニコリと微笑んでそう聞いてきた。#NAME1#の涙を拭って、ん?と首を傾げる。
「怒っていないのですか…?」
「え、なんで怒る必要があるんですか」
#NAME1#はジャーファルの言っていることが理解出来ず呆然とするが、ジャーファルは#NAME1#の目尻にキスを落とすと、先程のは漏らした訳では無いと説明した。
「#NAME1#が私の愛撫で感じてくれた証拠ですよ。#NAME1#、もう一度聞きます。…気持ちよかった?」
「っ…!はい…はい、ジャーファル様」
「それは何よりです」
ジャーファルは#NAME1#の答えに満足そうに微笑むと、深く口付けした。チュッと音を立てて唇を離すと、#NAME1#をもう一度寝かせる。そして、腰に巻いていた布を外して、怒張した自身を晒した。
「わ…」
初めて見る男性のそれに、#NAME1#は思わず声をあげた。真っ白な、雪のようなジャーファルの肌に似つかわしくない色のそれは、もう限界であると主張していた。