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どうかその手で[鬼滅の刃/不死川落ち]

第9章 *告白


その頃童磨は

童:「ねぇ鳴女ちゃん!のところに飛ばしてよ〜」

鳴:(また来た…うるさいな…)

鳴:「できません。」

童:「なんでー?俺たちのところにはすぐ飛ばせるんでしょ?」

鳴:「上弦の方々のところに飛ばす、もしくは呼ぶしか出来ませんので。どこにいるかなどは把握してません。」

童:「君の能力ってそんなものなのか、だから無惨様もを鳴女ちゃんが逃したこと大目に見てたんだね!」

鳴:「用が済んだのならさっさと帰ってください。」

童:「鳴女ちゃんは冷たいなー。分かったよー。」

童磨は自分の場所へと帰っていった。

童:(、次見つけたらもう逃さないよ。誰にも渡さない。)




そしてその夜、と不死川が2人でご飯を食べていた時のこと。

不:「いつも通り2人分作っちまったが、お前、味感じねぇんだろォ。無理しなくていいぞォ。」

不死川はが死んだと聞いてからもずっと2人分作る癖が抜けず、1人で作った分を全ていつも食べていたのだった。

:「せっかく師範が作ってくれたんですから残しませんよ。それに確かに味覚は何も感じないですが、師範と食べてるから美味しいです。」

は不死川にニッコリ笑って言った。

不:「そうかよォ…。…。」

:「はい?」

不:「これ食い終わったらお前は湯汲みしたら俺の部屋で待ってろォ。」

:「!…はい。」



は言われた通り湯汲みを終え、不死川の部屋で待っていた。

:(師範…どんな感じなのかな…。…あっ、そう言えば最近飢餓状態出てないな、なんでだろう…)

ガラッ

不:「待たせたなァ。」

:「はやっ!本当に体洗いました???」

不:「洗ったに決まってんだろォ!!」

:「いや、そのくらい早かったものですから!!」

不:「…急いだからに決まってんだろォ…」

:「えっ……」

不:「今日は嫌なんて言ったって聞かねぇからなァ。」

:「…はい…」

不:「こっち向けェ。」

不死川は優しくの顎に手を添えてこちらを向かせると…
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