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ねこ神様と太陽【鬼滅/煉獄さん/救済】

第36章 任務同行





千「兄上!姉上!隠の方が隊服を…!」




それを聞いて午後の鍛錬中だった二人は屋敷に急ぎ戻った。


そして訪れたのが前田だけである事に揃って目を大きくさせる。

二人を見ると前田は向き直って深々と頭を下げた。




前「どうか袖を通して頂きたい。お願いします。」




杏寿郎は少し困ったように腕を組んだが 何とも思っていなさそうな桜を見ると許可する様に小さく頷いた。




「では試着してみますね!」




桜はわくわくとしながら包みを開けると それは上下で別れた隊服ではなかった。




(…膝がちょうど隠れる丈の…ワンピースになってる。ベルトは飾りなんだ…スカートがふわって広がってるし胸元のリボンも葡萄酒色で可愛い…。髪のリボンに色を合わせてくれたのかな…。でもこれじゃ結構足が出ちゃう……あれ?)




そう心配する事を想定していた様に包の中には黒いタイツのような履物が入っていた。




(私が知ってる普通のタイツより生地がずっとしっかりしてる。それにショートブーツもこの隊服とタイツになら合わせて履ける…!)




桜はそう思い至ると目を輝かせながら着替えていった。




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