第23章 ※愛し方
「…えっ!…………ふあ、あッ!!!!」
不意をつかれた桜は痛みを忘れて呆気なく達した。
困惑して杏寿郎を見上げると普段に見せる太陽のような笑みを浮かべている。
杏「うむ!やはり桜が達する顔は堪らなく愛いな!!何度見ても飽きる気がしない!」
「…そん、なッ!!…んッ………ーーーーッッ!!!」
普段の杏寿郎の笑顔で見つめられると余計に羞恥心を刺激される。
それから杏寿郎は指を動かしながら 桜が達する度褒めるように『愛いぞ。愛い。』と、頭を撫で続けた。
――――――
(杏寿郎…さん、……まだする、の………?)
頭を撫でられながら杏寿郎を蕩けた顔で見つめ続けていると、ふいに指を抜かれて桜は気が抜けたように深く息をついた。
杏寿郎は桜を労うように ぽんぽんと頭を撫でて微笑むと背を向ける。
(だいぶ解れたのかな…何日ぐらいこうすれば杏寿郎さんのが入るくらいになるんだろう……。)