第23章 ※愛し方
杏「すまない。後で何でも言うことを聞く。」
そう言うと杏寿郎は桜の頭を持ち、桜の口を使うように腰を浮かして動き始める。
「…ッ!!…ぐ、む………ッッ!!!」
(くる…し……、)
杏寿郎は青筋を浮かべて目を瞑り、なるべく早く終わらせようと速度を上げた。
杏「桜…!本当にすまない!すぐ出してやるから耐えてくれ!!」
その言葉通り、より激しく動かした後 杏寿郎はすぐに欲を吐き出す為に桜の口から自身のモノを引き抜こうとした。
が、必死に行為に応えていた桜はそれに気が付けず、杏寿郎の腰を掴んでいた手を離さなかった。
杏「桜ッ!もういい、終わった!離すんだ!!」
杏寿郎は慌てて桜の顔を上げさせようと手を伸ばしたが間に合わず、桜の咥内に大量の精液を吐き出してしまった。
「…………っ!!」
桜が驚いて視線を上げると、杏寿郎は後ろに片肘をついて上体を少し起こしながら目を瞑った険しい顔で体をビクビクと震わせている。
(やっぱり…この無防備な姿を愛おしく思ってしまうな……。…って!わわ!うそっ!!)