• テキストサイズ

ねこ神様と太陽【鬼滅/煉獄さん/救済】

第9章 鍛錬



三人は縁側に座り、休憩していた。

杏寿郎は大福の山をどんどん崩していく。



「お昼の時も思いましたが、杏寿郎さんってとても良く食べますね。」



あまりの食べっぷりに桜は感心した。

育ちが良いからか食べ方が綺麗で、尚且つとても美味しそうに食べるので見ていて気持ちがいい。





杏「ああ!よく言われるな!」





杏寿郎は桜に満面の笑みを向ける。




その花咲く幸せそうな顔を見て、桜は小さく肩を揺らすと少し目を大きくした。


そして 杏寿郎が大福に視線を戻したあとも、その幸せそうな顔をしばらくの間 ぼーっと見つめ続けた。





そして千寿郎もまた、そんな桜の様子をこっそりと見ていた。


猫の姿だから表情は分からないけど、なんとなく桜がどんな気持ちなのか分かった気がして 千寿郎は小さく微笑んだのだった。


/ 2679ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp