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Identity5【第五人格】乙女のままで

第2章 始まり



だんだんと人が増えてきた。


私とウィラさんが座っている席に、一人の女性が来た。


「私もここで食べていいかしら?」


「もちろん、いいわよ」


その女性は椅子に座ると私の方を見てきた。


「貴方、新サバイバー?」


『あ、は、はい!』


「祭司のフィオナ・ジルマン 。よろしくね 」


『です』


それからは他愛のない話をした。


フィオナさんは先に食べ終わると何処かに行ってしまった。


「あら、食欲無いの?」


『まあ、はい……』


「倒れないように気をつけてね」


ウィラさんの言葉に頷く。


近くにハンターがいるから早くここから出たい。


「あ、そうだわ、トランプゲームしない?」


あまりトランプゲームはしたことないけど、楽しそうですることにした。




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