第2章 始まり
食堂に行くとやっぱりハンターがいた。
ドクドクと心臓がうるさい。
「大丈夫ですか?」
イソップさんが心配する。
『……大丈夫、です』
──他の事を考えよう
食堂の中を見てみる。
とても内装は綺麗で、天井が高い。
凄い。
「」
名前を呼ばれた。振り返って見ると、ウィラさんだった。
「一緒に食べましょ。男臭い中、食事はするのは嫌でしょう?」
「なっ……」
アンドルーさんが何か言いたそうだった。
まあ、確かに男2人と食べるのは気まずいかも。
『い、いいんですか?』
「もちろん」
ニコッと微笑むウィラさんは綺麗でドキッとした。
「僕たちはあっちで、食べます。じゃあ、さん、また」
『はっ、はい、ありがとうございました』
イソップさんはアンドルーさんを連れて向こう行った。