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Identity5【第五人格】乙女のままで

第2章 始まり



食堂に行くとやっぱりハンターがいた。


ドクドクと心臓がうるさい。


「大丈夫ですか?」


イソップさんが心配する。


『……大丈夫、です』


──他の事を考えよう


食堂の中を見てみる。


とても内装は綺麗で、天井が高い。


凄い。


「」


名前を呼ばれた。振り返って見ると、ウィラさんだった。


「一緒に食べましょ。男臭い中、食事はするのは嫌でしょう?」


「なっ……」


アンドルーさんが何か言いたそうだった。


まあ、確かに男2人と食べるのは気まずいかも。


『い、いいんですか?』


「もちろん」


ニコッと微笑むウィラさんは綺麗でドキッとした。


「僕たちはあっちで、食べます。じゃあ、さん、また」


『はっ、はい、ありがとうございました』


イソップさんはアンドルーさんを連れて向こう行った。


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