第7章 ザガン攻略!
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─カツーン、カツーン
と足音が響く。
龍「……あの、三人はどうしてるでしょうね?」
「さぁ……?でも、皆強いからどうにかやってるっしょ」
龍「…そう、ですよね」
あのめんどくさかった一本道を
クリアした私達は
ザガンに勝手に決められた組み合わせで
進んでる。
ちなみに組み合わせは
→アラジン・アリババ・モルジアナ
→白龍・私
という、なんともアンバランスなモノ。
……ザガンって、頭悪いのかな?
龍「あの、凜殿」
「?何?てか、殿って付けるの止めてくんない?」
龍「あ、はい。それより、先程も申したように助けは不要です。貴女も俺の事は気にせずに、自分の身を案じてください」
「……はいはい、分かってるよ……」
さっきからこの事ばっかり。
助けはいらないって言ってもねぇ……
この人、危なっかしいんだもん……
そんなことを考えてると、いきなり
彫像が動き始める。