どんな世界でも女神は笑う。【D.Gray-man】※停滞中
第3章 作り笑い
【アユムside】
「んぁー。久しぶりー。帰って来たって感じだぁ。」
ぼくは教団内に入って伸びをする。
「まずはコムイさんのとこかな。」
黒の教団科学班室長のコムイ・リー。教団内サポート派の最高位である。
室長室の前に立ち、ノックする。
コンコン
「どーぞー」
「失礼します。」
「あれ?アユムちゃんじゃないか。修行は終わったのかい?」
「はい!先生はまだ戻るつもりないみたいでぼくだけ戻って来ました!」
先生とは、ぼくの師匠のフロワ・ティエドール元帥。
「リナリーは今、科学班のみんなにコーヒー配ってると思うから行けば会えるよ。」
「ほんとですか!?行って来ます!」
「いってらー」
ぼくは室長室を飛び出して科学班のラボへ向かった!